2020,04,27, Monday
急にマツ科の植物が気になって仕方がなくなって調べはじめているところです。急に気になり出すのも変ですが、マツ科の樹木から採れる絵画材料としては油彩画家なら誰でも使っているテレピンが採れるということで、極めて重要であるといえるでしょう。これまでは乾性油が採れる植物や樹脂が採れる植物にばかり注目してきましたが、ここでようやく精油の方へ気を配る余裕が出てきたと言いますか、むしろ今までうっかり忘れていたともいえますが。
とりあえずマツ科に属するものとしては・・・ カラマツ属(Larix):こちらは欧州唐松(Larix decidua)から採れるのがヴェネツィアテレピンだったかと思われる。針葉樹の中では珍しく落葉樹らしいので、見分けやすいかもしれない。山に登ったら木を付けて見ることにしたいところですが、可能であればタネか苗を入手したい。カラマツの苗はいつでも買えるけれども、西洋絵画材料的には欧州唐松がよろしいであろう。 モミ属(Abies):こちらは欧州モミ(Abies alba)から採れるのがストラスブルクテレピンだったかと思われる。モミの木はかっこいいスマートな逆三角形。先日も書きましたがタネを入手したので、現在は発芽に挑戦しているところです。 ヒマラヤスギ属のレバノンスギ(Cedrus libani)は、古代史によく登場するのでちょっと気になる。これを植えて育てるスペースはないけれども、盆栽的なサイズで観察してみたいようには思います。Amazonとか検索すると売ってますな。 マツ属(Pinus):アカマツ、クロマツを含み庭、公園等でも珍しくないと思うので、図鑑を片手に見てわまりたいところである。これは田舎町を歩けばとにかくいろんなマツが植えられているので、種類を覚える練習には困らないかと思います。そう考えると散歩も楽しくなりそうです。 中東から地中海の樹木は東北では育たないことも多いのですが、マツ科はむしろ東北の方が向いているので、できることが多くて楽しそうであります。そもそも今までは広葉樹が贔屓であって、針葉樹はあんまりという気持ちであったのだけれども、そういうのはあかんですな。いろいろ詳しく調べてみたいのだけれども、図書館も閉館中なので、手元にある資料を手がかりに身近なところから徐々にレベルアップしていく感じで勉強してゆこうかと思います。 |
2011,07,28, Thursday
苧麻(カラムシ)を探しているのだけど、前回見付けたと思ったものは、メヤブマオというものだったようである。
前回:http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=970 それでも、その茎の繊維から、思い切り引っ張っても切れないくらいの丈夫な糸を作ることができたので、それはそれでいいのだけど、やはりカラムシというのを発見しておきたいなと。。。普段から多少気を付けて雑草を観察するようになったけれども、自宅に植えた観賞用カラムシを見ているとは言え、葉の形および付き方だけ見てると、似たような植物はけっこうたくさんあるもので、紫蘇とかブラックベリーの葉までカラムシに見えて困る。 というわけで、道ばたの雑草を眺めつつ歩いていたら、それっぽいものを発見。 しかし、なんかデカいですな。それに、葉の形がちょっと違う。 ギザギザなんで、ヤブマオというものかもしれない。詳しい人、判定お願いしたい。 個人的には下記を参考にさせて頂いております。 ・ヤブマオ http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result12790.htm ・カラムシ http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result12825.htm これはカラムシっぽくないでしょうか。 葉はこんな感じ。 少し歩くとまたカラムシっぽいものを発見。 先ほどよりは繊細さに欠けるような雰囲気の葉である。 判定お願いしたい。 ふと見上げたら、こんなに茂っていた。 茎の皮を剥いでみたが、なかなかの繊維のような予感。 |
2011,07,21, Thursday
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2011,06,16, Thursday
昨年、コナラとミズナラの苗を買って庭に植えたのだけど、さっそくながら、どっちがコナラで、どっちがミズナラなのか、わからなくなってしまった。
例によって、ネットで検索してたら、以下のような動画を発見。 その他、ネット上を徘徊した上で分かったことを要約すると、葉のギザギザ、いわゆる鋸歯(きょし)がはっきりしている方がミズナラ。あと、枝と葉っぱの間の茎みたいな部分、いわゆる葉柄(ようへい)がはっきりわかるのがコナラ、葉柄がほとんどないか、はっきりせず、枝先からどっと葉が出ていたりするのがミズナラ、ということでしょうか。 というわけで、庭のナラを改めて観察してみる。 ↑これ、私の記憶では、コナラだったはずなのだが、葉っぱのギザギザの鋭さから察するに、ミズナラなのだろうか。 枝先から、たくさん葉が出ている。 これが、葉柄(ようへい)がないという意味か。 続いて、もう一本の方であるが、 葉を見る限り、こっちがコナラだったんだろうか。 微妙な違いだけど、これが葉柄があるということだろうか。 まぁ、植えたばっかりで、まだまだ小さいから、木の特徴が出てないということも考えられるけど、なんとなくわかってきたような。 |
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