フジミ模型 1/150 慈照寺銀閣寺 制作記4(完成)
銀閣寺、完成しました。
フジミ模型 慈照寺銀閣寺
屋根頂上の鳳凰が付いてませんが、すぐに取れてどっかに行ってしまいそうなので、まだ付けておりません。通常のプラモ用接着剤ではなくて、エポキシ接着剤など準備して、他のキットの鳳凰などと共に一斉に取り付けようかと考えております。建物の周囲は、ネットで検索した画像などを参照しつつ、あとは自分のイメージを加えて処理しましたが、確認できない部分が多くて、ほとんど想像です。特に池の手前あたりは、上空から俯瞰した写真で確認したかったのですが、人の目線からの写真が多くて、どうなっているのかわからず。しかし昨日、宮城県美術館に行ったついでに図書室で、学研の日本美術全集第15巻「北山、東山の美術」を閲覧したら、周囲の状況がはっきりとわかるような上空からの撮影の写真が載っており、不明瞭だった部分がすっかり判明した次第ですが、今となっては手遅れであります。最近よく出入りする図書室にはたまたまなかったので、見逃してしまっていたのでしょう。何か日本美術全集が欲しいなと思っているのですが、候補がいくつかありまして迷っているところで、今回ちょっと学研版に心が傾いております。それと、庭に小木が上えてあるような感じにしたかったので、Nゲージジオラマ用に販売されている「KATO 日本の紅葉 ラージプランツ こきひ(深緋)」、同じく「こんじき(金色)」をくっつけてみました。このような製品を利用するのも初めてですので、なかなか楽しかったです。池の水面は、クレオスの日本機コックピット色を塗った上に、スーパークリアIIIを塗っただけです。レジンを流すとか、Nゲージレイアウト用の水面材料なども検討しましたが、ここに時間をかけても美術史の学習にはならないので、最も手短にできる方法と思ってこんな感じになりましたが、結果は意外と悪くないような気がします。

初層の屋根を取れば中を見られるようにと、接着はしておりません。
フジミ模型 慈照寺銀閣寺
この状態だと初層に八畳と六畳の部屋がみられますが、一応、資料を参照しつつ塗装したつもりだったのですが、どうも誤解があったようで、八畳の方は板敷の仏間が正しいかもしれません。塗り直したいところですが、それなら階段や勝手口近くの小部屋、仏間の仏壇なども再現したくなりそうではあります。いずれにしても、リベンジ戦は銀閣再訪を実現してからの方がよろしいでしょう。今回はここまで勉強できれば充分と考えて、次に進むとしましょう。

| 史跡・古墳・名所等 | 09:32 PM | comments (0) | trackback (0) |










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