カラムシから繊維を取る、その1
夏休みももうじき終わろうとしていますが、やり残したことは多々あるのですが、あまり気にせずに淡々と気が向くままにということで、自宅にカラムシも生えておりますので、それからも繊維を取ってみたいと思います。

このカラムシ、本blogの過去記事を参照するに、11年前に植えたようです。時の経つのは早いものでその点もショックなのですが、1回植えてしまうと延々と生えてくるものなのですな。カラムシ植えようとしている人は考えてから決行するとよいと思います。ちなみに拙宅のカラムシは鑑賞用の園芸品種でして、黄金色をしておりましたが、だんだんと黄金っぽさはなくなって、ただの色の薄いカラムシみたいになっております。

刈り取ったカラムシ、不要な枝等を取り除きました。

ちゃんと管理して育ててはいないので、茎の太さは不揃いです。

手順としてはこの時点で水に浸けることが多いようです。ただし、この長い状態の茎を浸けるには、かなり長いコンテナが必要なので、それは断念します。しかし、皮を剥くだけでしたら、べつに水に浸けてなくても、ふつうに素手でするっと剥がせます。


このような感じに長い外皮を得ることができました。

包丁であらかじめ繊維に沿って縦に1本切れ込みを入れておくと綺麗に剥けるように思います。あるていど成長した太めの茎でないと、綺麗に剥がすのは難しいようです。ちょっと細いかな、くらいのものは一応皮を剥がしてみましたが、あまりに細い茎は処分しました。

剥がした外皮ですが、繊維の上に緑色の皮があって、これと繊維を分離させねばならぬのですが、その前に一晩水に浸しておくそうです。


ここまでの工程はコウゾと似ていますが、あちらは紙の原料で、こちらは布用の繊維となります。

| 絵画材料 | 11:58 PM | comments (0) | trackback (0) |










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