2011,01,05, Wednesday
鶏の骨を焼いて、ボーンブラック(骨炭)を作る実験の続きである。
■前回 http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=852 前回は焼きが不十分な気がしたので、さらに何度か繰り返して焼いてみた。 ようやく真っ黒になった。 よく見ると、灰になってる部分も多少無きにしもあらずであるが。 乳鉢で摺り潰す。 スクリーンメッシュで濾す。 で、完成した黒。 部屋の中で見ているときはそこそこ黒いと思っていたが、直射日光下などの明るいところで見ると、微妙に赤茶っぽい色である。アンバーよりは黒いが、黒よりは茶色。市販のアイボリーブラック顔料と比べても、微妙に茶色い。 これは、焼成温度が低かったことが原因ではないかと思われる。植物炭の場合も、素材の種類によってという以前に、温度が足りないと赤味が強くなるという話も伺ったし。アルミホイルで包んで熱するというのも、あまりいい方法ではなかったかもしれない。アルミホイルは強い火だと燃えてボロボロになるし、ブリキ缶などを使って、憂いなしにガンガン加熱してやるのがよかったか。 せっかく作った黒だけど、植物炭の場合はともかくとして、動物の骨の場合は、腐敗やカビの原因にならないかという心配もあるので、本制作では使わないでおこう。 |
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