カラムシ(苧麻)を見付けたと思ったけど、メヤブマオというものだった
かつて日本で、主要な麻として利用されていたというカラムシ(苧麻)、どんな草かと思って、自宅に植えて観察しつつ、そろそろ姿形も覚えてきたので、近所を散策して自生しているものを探さしてみようかと。

参考図書:『縄文の衣』『苧麻・絹・木綿の社会史』

↓自宅に植えているカラムシ。
カラムシ(観賞用)
観賞用なので、葉の色が綺麗。

カラムシはごくありふれた雑草ということで、近所の雑草密集地を探してみる。

ダムの近くのキャンプ場で、それっぽいものを発見。
メヤブマオ?

しかし、よく見ると、葉の形がちょっと違う。葉の先端が三つ股に割れている。
メヤブマオ?

その後、あちこち回ってみたが、けっこう生えている。
メヤブマオ?

どうも、メヤブマオというものらしい。
日本で古来より使用頻度の高かったカラムシとはちょっと違うが、同じイラクサ科で、これも麻の繊維が取れるそうな。名前の「マ」っていう文字もあるし。

長いのをひっこ抜いてもってきたが、どうだろう。繊維取れるだろうか。
メヤブマオ?

とりあえず、細かく割いた線を縒って、糸っぽくしてみた。
メヤブマオ?
なかなか丈夫であり、釣り糸ぐらいにはなりそうである。
布を作るまで繊維を用意するのは大変そうだが、作ってしまえば、かなり丈夫なものができるのかもしれない。

カラムシじゃなかったけど、これもまた勉強ということで、覚えておきましょう。

他にもいろいろ探したいものがあったので、久々に山に入ってみた。
達居森
目当てのものはさっぱり見つからなかったが。

ウルシ科のヌルデを植えたせいか、ウルシの葉っぱの付き方もなんとなくわかってきたような。
ウルシ
ウルシは触るとかぶれますからね。
ウルシ

| 登山・アウトドア | 12:08 PM | comments (0) | trackback (0) |










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