自宅に生えている楮で和紙を作っている件ですが、夏休み以来、いまいちやる気が起きなくて放置しておりましたが、目下、私は冬休み中なので、いよいよ続きをやってみることにしました。
ちなみに夏休み中は樹皮を蒸して、干して、黒い表皮を剥いだところまで進んでおったところです。
とりあえずは、皮濯ぎというのをやってみました。水の中で念入りに洗うだけですが。
アルカリ性の湯の中で3時間程煮ます。
お湯を沸かし、炭酸ナトリウムを入れるのですが、どれくらい入れたらいいのかはさっぱりわからなかったので、1リッターに対し10g入れてみました。6リッターの湯を沸かしたので、60gの炭酸ナトリウムを入れたわけですが、私としてはペーハー的なところが大事なのかと思ったのですが、どうも、皮の量に対して何%とかというゆうに考えるみたいなのですが、そんなことがあるだろうか、という気がした上に、皮の重さも量ってなかったので、なんか一応1000cc:10gでやりました。そして、3時間ほど煮続けました。
このように横にサクッと割れるようになって、
さらに手で軽くちぎって縦にも裂けるくらいになれば充分なようです。
それから冷水でそっと洗いました。もうかなり繊細な感じになっておりますので、鍋の中でかるく濯いだりしながら、5回くらい水を取り替えるという感じで行ないました。
このあと、黒い表皮など、ゴミ的なものを取り除くちりよりという工程があるようですが、私は皮引きのときにかなり念入りに表皮を剥がしていたので、ゴミがほどんどついておりませんでしたので、濯ぎながら、たまに見つかる黒っぽいものを多少取り除いたというくらいです。