2011,07,18, Monday
かつて日本で、主要な麻として利用されていたというカラムシ(苧麻)、どんな草かと思って、自宅に植えて観察しつつ、そろそろ姿形も覚えてきたので、近所を散策して自生しているものを探さしてみようかと。
参考図書:『縄文の衣』、『苧麻・絹・木綿の社会史』 ↓自宅に植えているカラムシ。 観賞用なので、葉の色が綺麗。 カラムシはごくありふれた雑草ということで、近所の雑草密集地を探してみる。 ダムの近くのキャンプ場で、それっぽいものを発見。 しかし、よく見ると、葉の形がちょっと違う。葉の先端が三つ股に割れている。 その後、あちこち回ってみたが、けっこう生えている。 どうも、メヤブマオというものらしい。 日本で古来より使用頻度の高かったカラムシとはちょっと違うが、同じイラクサ科で、これも麻の繊維が取れるそうな。名前の「マ」っていう文字もあるし。 長いのをひっこ抜いてもってきたが、どうだろう。繊維取れるだろうか。 とりあえず、細かく割いた線を縒って、糸っぽくしてみた。 なかなか丈夫であり、釣り糸ぐらいにはなりそうである。 布を作るまで繊維を用意するのは大変そうだが、作ってしまえば、かなり丈夫なものができるのかもしれない。 カラムシじゃなかったけど、これもまた勉強ということで、覚えておきましょう。 他にもいろいろ探したいものがあったので、久々に山に入ってみた。 目当てのものはさっぱり見つからなかったが。 ウルシ科のヌルデを植えたせいか、ウルシの葉っぱの付き方もなんとなくわかってきたような。 ウルシは触るとかぶれますからね。 |
2010,12,30, Thursday
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